アラフォーの女性には、♪年シータのオトコの子♪

2012.11.2

ごあいさつ
ひょんな事から、こんど婚活アドバイスを書いてみようと思いまして、初回をアップすることにしました。こうなった事情は、次の2つの理由が合体しまして、それじゃやってみようかとなった次第です。理由その1は、別ページに「就活アドバイス」を掲載していますが、多少お役に立つ情報に成り得ているのか、最近結構読んでいただけるようになりました。それを書くに連れ「就職と結婚」は極めて似た要素が有ることでした。その2は、未婚の娘がおりまして、先日この話をしましたところ、「その話、ホームページに書いたら読んで貰えると思う」と勧めてくれたことです。元来“女心が解らない人”で来た私ですが、婚活女性に参考にしていただけるなら、嬉しいことだと思いまして、「ダメ元」で書き始めることにいたしました。
それで、初回は娘にしたお話からしましょうか。

教え子のアラフォーが素敵な年下の男性を射止めた話、2件

この話は、私が短大を退職し、ささやかな退職パーティーを開いて、それに参加してくれた卒業生の上に起きたお話です。

その時、Aちゃんのお腹がいささかふくらみ気味でした。でも、そう言うことは、男の方からは言い出しにくいもの。まして、長らく「オイ、早う結婚セーヤ」と声を掛けてきて、無視され続けてきた私としては、「半分以上、肥えてきたのかな」と想像している以上、余計にそのことは口に出来ませんでした。

ところがところが、宴も半ばを過ぎて、見知らぬ同士もうち解けてきた頃、「先生、私、結婚してん。そして今5ヶ月やねん」と、報告してくれるではありませんか。
とっさに「オーそうか、そらメデタイナー」と口を突いて出ますがな。Aちゃんは、頑張りやさんで、賢い子でした。将来、良い働きをしてくれることが期待できた子でした。マア私の数少ない「ホープさん」でしたね。ただ、心配させたのは結婚話が出ないことでした。「オイ、諦めて釣書書け」と何回も言いましたねぇ。そうして年賀状だけが行き来するうちに、「あの子は独身で通すつもりだなぁ」と思い込むようになっていて、結婚のことはもう頭から離れていたのでしたが、この日の爆弾報告になりました。

聞けば、「お相手は、29才のお医者さん」だというのです。その時Aちゃんは、39才。

まあ「ご縁ですね。結婚は全くのご縁です」。馴れ初め等聞き出そうとしたのですが、詳しくは語らずです。それはプライバシーの問題ですから、私も知らないし、知っていてもこんなところに書けるものではありませんが。

パーティーは、その報告で話が集中しました。みんな、そのハッピーウエディングの話に聞き耳を立てました。

そうしたら、次の話しに繋がるのです。Aちゃんの同期の「Bちゃん」(ちゃんとは呼ばず呼び捨てが普通なのですが)が「まだ独身と解り」、私のお節介がBちゃんに向いて始まりました。「オイ、Bちゃん、好きな人はおらんのか?、好意を持っている人は居ないのか」と。
急な話の展開なので、しつこすぎると嫌がられるし、逆効果にもなるだろうから、しつこくはしないで話を納めようとしました。しかし、今から思えばその話が絶妙でしたね。「人生なんでも、諦めたらアカン。諦めたらそこでお終いや。私はな、ここ何十年ダメ元精神で、それでも最後まで諦めんようにやってきたのや」と持論を紹介して、やんわりとBちゃんにエールを送ったのです。

そうするとどうでしょう。パーティーの約半年後、Bちゃんから「結婚するという報せ」が届いたのです。その時、Bちゃんは、確か40に成ってしまっていたのです。それがまた凄いお相手で、一流国立大卒業の31才の職場の同好会の後輩だったのです。彼はアイデアマンでもあり、結婚式に新婦を喜ばせる演出もしたのです。Bちゃん曰く、「Aちゃんの報告と私の諦めたらアカン」という話が、大きく勇気付けたようで、Bちゃんの方から猛烈なアタックを掛けたと恥ずかしそうに報告してくれました。そうすると、彼の方も(年が離れていることを気にはかけていたものの:カッコ内私の推測)Bちゃんのことを好ましく思っていたようで、彼女のアタックで「双方の思いが通じて」、めでたくゴールインになったのでした。式はすぐに挙げてハネムーンは、仕事と有給休暇の関係で春先にすると「お二人で報告に来てくれました」。とっても素敵な男性でした。Bちゃんの方のベイビーの話はまだ聞いていません。でも、諦めずに励んでくれることを切に祈ります。

退職パーティーは、とかく過去に引き摺られ湿っぽくなるものですが、この話で未来に展望が生まれる話になり、楽しい記念の一時となりました。参加してくれた卒業生諸君、あの時はありがとうございました。

ところで、初回の婚活アドバイスとしては、どうまとめましょうか。
○ 昨今、「ウンと年下の男性と結ばれるカップルも珍しくなくなってきました」。とりわけ、性格的に“姉御肌の人・男勝りの人・自分で切り盛りしたい人”などの特徴をご自身でも感じている人は、“年下の男性と相性がよい”ように思いますね。その代わり、メインの責任を負う覚悟で結婚しましょうね。Aちゃんには、早くから「お前は、年下の人がいいかもね」と言ってきました。図らずもその直感が現実になったようです。
○ Bちゃんの経過で大いに参考になるのは、アラフォーの女性の方から、年下男性に意思を確認しに行くのが良いのではないかと思われることです。年上の女性を好きになる男性は、得てして遠慮ぎみのタイプになります。そうすると、好意を持っていても「年の離れた女性にその意志を伝えそびれる」ところがあるように想像出来ます。女性側が、男性の好意を薄々感じたなら、「さり気なくお茶に誘うなりして、意思を確認しないと」、デートに誘う切っ掛けが出来ないまま、サヨウナラにならないとも限りませんね。Bちゃんは、女性の方から確認しに行ったのが「成功の最大のポイント」ではないかと思います。

※ 結婚は、恋人の時と違って24時間の付き合いになります。それ故、双方の人間的な信頼のベースが確認できたなら、後は「相性」の良否が、結婚生活の幸不幸を決定する大きな要素と思われます。相性は、人間性とはまた別ですね。人間性が高い者同士でも、「相性が悪い」と結婚生活がギクシャクします。その点でピッタシカンカン(Twin Soul)のご夫婦なら、なにも言うこと無しでしょうが、ツインソウルカップルは希な組み合わせで、普通は性格的には凸凹の組み合わせになります。それでも「相性がよい凸凹夫婦」は、なかなか良いカップルのように思われます。補い合いですよね。要は、「年の差が全然気にならず、お互いの良いところを出し合っていけるかどうか」で、結婚へゴールインするかしないかを決められたらよいのではないでしょうかね。

参考になりましたでしょうか。良いご縁を掴んでください。祈っています。

投稿日 2012.11.2

トップにもどる